つかれたら、京都においで。
ぼーっとできる場所、あります。

安井金比羅宮の御利益「悪縁切り」の穴は、夜にくぐって願いをかなえる|京都の観光名所で癒やされる

夜さんぽ

京都・安井金比羅宮の御利益は「悪縁切り」。願かけしたいけれど、昼間はかなりの行列。しかも、願かけは大きな碑の「穴くぐり」。並びたくない、人様に穴をくぐる姿は見せたくない。でも、悪縁は切りたい。そんな方のための「夜さんぽ」をご紹介。

安井金比羅宮のご利益は「悪縁切り」

安井金比羅宮の社殿(夜)

京都の観光名所のひとつに、
安井金比羅宮があります。
建仁寺の付近、八坂の塔の近くです。

この神社の御利益は
「悪縁切り」が、かなうこと。
境内に「縁切り縁結び碑」があり、
碑の下に穴があいています。

安井金比羅宮の縁切り縁結び碑

この穴をくぐると、
悪縁が切れるそうです。

有名な神社で、海外からの
観光客も多く、
穴をくぐるために、
いつも行列ができています。

安井金比羅宮の穴くぐりに並ぶ参拝者

どうしても、くぐらねば、ならない

「どうしても、くぐらないといけない」
「悪縁をなんとかして切りたい」
という方もいらっしゃるでしょう。
会社の同僚、上司、後輩、親族、友だち、
結婚したパートナー、お付き合いしている人。
できればいい関係でいたいが、
それがどうしてもできない人、
こじれた話がさらにこじれて……。
縁切りの願いは、人さまざまで、
いろいろな状況が行き詰まり、
切羽詰まって、ここに来る。

金比羅宮の碑には、
「みんなが幸せになりますように」
「無駄遣いを断ち切れるように」などの
ほのぼのとしたあったかい札に寄り添うように
それはもう、ありとあらゆる関係を
断ちたい人の切なる願いが
一字一句、心を込めて書き込まれた
札で埋め尽くされています。

京都に来たから観光記念に
この穴をくぐる人もいるでしょう。
わきあいあいと、はしゃぎながら
写真を撮りながら、くぐる。
その雰囲気のなかに、いたくない。
願いが重すぎて、一緒にならぶのが辛い。
「なかなか抜けられないものね」と、
苦笑いしながら穴からでてくる
ふりもできない。
そんな思いで、安井金比羅宮を
訪れようとしている人には
京の夜さんぽに出かけませんか。
安井金比羅宮は、夜の参拝も
受け付けてくれます。

ゆるやかに迎えてくれる

安井金比羅宮は、神社を囲む塀や、
入り口の門などはありません。
さらに、8時半から4時半までが
参拝時間などという制限もありません。
いつでも、お参りできます。
なので、切ない願いがある人は、
京都に来ても、勇んで訪れるのではなく
夜がくるのを待ちましょう。
すでにホテルに入っていたら、
金比羅宮には、20時着くらいを
目指してホテルを出てください。

夜の参道

安井金比羅宮周辺の地図(Yahooマップより)
Yahooマップより

夜だから、真っ暗で怖いのでは。
そんな心配は不要です。
東大路通から参道に入ると、
提灯とともに、
「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」と
いうキャッチコピーを掲げた
石の鳥居があります

安井金比羅宮参道の入口(東大路通から)

そのさきも提灯で参道が
照らされています

安井金比羅宮境内の石の鳥居(夜)

静かな石畳の参道を歩きます

安井金比羅宮の提灯に照らされた参道(夜)

足下を照らす灯りも
設置されているので、
安心して歩けます。
神社が近づいてくると、
金比羅さんの有名な
金に丸の灯籠が
ぽつりぽつりと
配置されています

安井金比羅宮の石畳の参道(夜)

手水舎はうっすらとした灯りに
照らされて、利用可能。
夜でも水を流してくれています

安井金比羅宮の金丸灯籠(夜)

受付が終わっていても、願かけはできる

その先に、「縁切り縁結び碑(いし)」

安井金比羅宮の手水舎(夜)

現在、夜の8時41分。
神社の受付は、当然やっていません。
でも、ご安心を。
境内に、願い事を書く場所が
設置されています。

安井金比羅宮の縁切り縁結び碑(夜のパワースポット)

そこは、夜でも明かりを付けて
くれています。形代という
お札があり、そこに願いごとを
書きます。筆記用具がなくても
大丈夫。マジックを
用意してくれています。

安井金比羅宮の形代(お札)と筆記用具

お金は、賽銭箱に。

安井金比羅宮の賽銭箱

価格はきまっていなく、
100円からのお志。
願いごとを書く台に、ペン、
書くときのライト。
神社の方は誰も見ていないけれど
参拝客を信頼して、
用意してくれるやさしさ。
しかも、願いごとは
「いくら書いてもOK」、
「書き方は自由!」、
と、すごく緩やか。
やさしさにあふれていて、
願いごともすんなり書けそうです。

表からくぐって、悪縁を切る

願いごとが書けたら、穴くぐり。
「表」側からくぐり、

縁切り縁結び碑の表側から穴をくぐる

悪縁を切る。
「裏」側からくぐり、

縁切り縁結び碑の裏側から穴をくぐる

良縁を呼び込みます。

この時間だと、人が来ても
1人、2人。または1組み、2組み。
ゆっくりと、焦ることなく
願いをこめて穴をくぐれます。

碑の穴の上には亀裂があり、
そこを伝って
力が下の穴に
注がれるそう。
穴をくぐっているときに
そのパワーを授かり、
悪縁を絶ち切ってくれます。

縁切り縁結び碑の亀裂(パワーが宿る部分)

お札を貼る

碑をくぐったあとに
さっき書いたお札を碑に
貼り付けます。
「のり」も
用意してくれています。

縁切り縁結び碑にお札(形代)を貼る

碑にはすごい数のお札が
貼ってあります。
人のお札の上に貼り付けるのは
失礼ではないみたい。

碑に貼り付けて、儀式は終了。

真っ暗でもなく、
まったくの無人でもないので
安心してお参りできます。

そんな思いで訪れた参拝客を
金比羅さんは、やわらかく
肌にふれるように、小さな風になって
さわさわっと通り過ぎてゆきます。
絵馬をかけている場所で、絵馬同士が
はげましあっているようにふれあい、
カラカラカラと音が鳴ります。
金比羅さんの提灯の火が
あたたかいです。

みなさんの「悪縁」が、
うまく切れますように。

安井金比羅宮

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