つかれたら、京都においで。
ぼーっとできる場所、あります。

京都駅階上は憩いのラビリンス

ぼーっとできる京都

京都駅は近未来的な幾何学構造の建築物ですが、
そうは言っても「京都の駅。
無機質な複雑な構造のなかで、
迷路をたどって行くと、
憩いのスペースが現れます。
今回は、風薫る4階広場をご紹介します。

京都駅の正体「外、カクカク。中、ユルユル」

京都駅を利用するといっても、旅行で来たときは、新幹線中央口に移動して新幹線に乗るだけの場所かもしれませんが、京都駅には数々の人を落ち着かせるギミックが用意されています。
京都駅は外見はモダンな角張ったシャープなつくりですが、実は、中は
「おいでやす」の京言葉で誘われるような、のんびりとした空間が広がります。京都気質な建物。

今回は、4階の風薫る広場にご案内します。
京都駅の「大階段」はご存じでしょうか? あの駅の吹き抜けにある、ずっと続く階段です。「大階段」を知っていれば見出しの「4階到着」まで飛ばしてください。

いつものエスカレータから

新幹線に乗るときのように、京都駅正面から入ります。

京都駅正面

駅に入ったら、すぐ、右のエスカレーターに乗ります。

京都駅入り口入ってすぐ
京都駅入り口入ってすぐの階段
京都駅入り口入ってすぐの階段。正面

エスカレーターを上るとミスタードーナッツが見えます。いつもはその前を歩いて新幹線中央口に向かうかと思います。
でも、今回は、目の前にある、もう1本のエスカレーターに乗ります。

エスカレーターを降りたら、もうひとつ目の前のエスカレーターに乗ります。

京都駅入り口からエスカレーターで登ったところ。もうひとつのエスカレータに乗る

4階到着

すごく広い場所に出ます。そうです、左前に見えるのが、大階段。ここまでは来たことがある人もいるのではないでしょうか。ここから左に曲がります。

京都駅。右側のエスカレータで4階到着。左前には大階段が見える

赤いモニュメントが見えますか? そこまで進みます。

京都駅4階のみんなの広場へ向かう通路に立つ赤いモニュメント

モニュメントを通り越したら、斜め左にある、写真に見える緑色の看板を目指します。

京都駅。赤いモニュメント
京都駅。赤いモニュメントの横を通り過ぎる

そう、目指すは、左前に見える緑の看板です。
ここにやっと案内板。「4階みんなの広場」。

見たことないでしょ?
私も、こんなスペースがあること、ずっと知りませんでした。すぐ横が、大階段なんですけどね。

駅構内にここの案内はどこにも出てないと思います。
利用案内が貼ってあります。
迷路を抜けてたどり着いた気分になります。

4階みんなの広場

4階は、屋根のあるテラス。
外の風が気持ちいいです。
まさか、京都駅にこんなスペースが用意されているなんて、すごく意外に感じることでしょう。
テーブル席や外が見渡せる席などが用意されていて、観光客や京都の人、学生たちと、いろいろなジャンルの人がくつろいでいます。駅の上全体に渡るほど、とてつもなく広い場所です。

京都駅4階「みんなほ広場」

入ってすぐ左側は、テーブル席。4人がけテーブルはすごく大きくつっくられていて、隣の人とのスペースも十分、前の人とのスペースも十分にあるので、ゆったりと使えます。意外と静かです。

みんなの広場の一番手前にあるテーブル席。コンセントがある

スマホの充電がピンチな人には大助かり

テーブルの中央に低い出っ張りがあり、そこに電源コンセントとUSB Type-Aポート(差し込み口)。観光客にはやさしいつくりですね。

みんなの広場の一番手前にあるテーブル席のコンセント
みんなの広場の一番手前にあるテーブル席のコンセントとUSB Type-A端子

そうそう、Wi-Fiは、「京都Wi-Fi」が使えます。SNSのIDで接続できます。ただし、暗号化されていないので、使用は個人の責任でお願いします。使用方法は柱に貼ってあります。

京都の南を眺める

テーブル席の右側には、2人掛けの席。

みんなの広場にあるカウンター席
京都駅4階、みんなの広場の南側を向いたカウンター席

ここからの景色は、京都の南側になります。左が山。右も山。正面は新幹線のホーム。手前の上りと遠くの下り、2本の新幹線が同時にホームに入ってくるのを見られることもあります。数分おきに発着する新幹線をぼーっと見ているのも、ありです。
風向きなどにもよるのでしょうが、たまに新幹線のドアが閉まるときの「ルルルル」という出発ベルの音が聞こえてきます。

新幹線京都駅のホーム

完全南向きなので、午前中から夕暮れまで日があたり、春は、ぽかぽか陽気。真夏は、うんざりするほどの暑さかもしれません。
天気のいい日は、完全ひなたぼっこモードに入れます。
地上階のコンビニやジェイアール京都伊勢丹の地下で、飲み物やお弁当、おだんご、豆餅などを買ってきて、ゆっくり飲んだり食べたりしてくつろげます。

ごみ箱も設定されているので、安心して食べられます。ここ、ポイント高いです。

みんなの広場に設置してあるゴミ箱

子ども連れもくつろげる

幼児向けのすべり台などの木製遊具もあり、幼児が楽しそうに遊んでいるのですが、その笑顔の声も心地よく耳に響きます。

みんなの広場にある幼児の滑り台。

ここに何回か来ているのですが、大騒ぎするような学生や大声でしゃべるおばちゃん集団もいないので、落ち着いて過ごせます。大きな時計があるわけでもなく、ほとんど時間の感覚はありません。

広場の奥に進むと、コンクリートのベンチや木製テーブル、人工芝の平台と、いろいろなタイプのくつろぎアイテムが設置されています。

いろいろなタイプのテーブルや平台

とっておきの場所

どこにいってもくつろげますが、最後にとっておきの場所へご案内。
4人がけテーブルから駅の中央へまっすぐ進むと、少しくぼんだスペースがあります。

みんなの広場。少し凹んだ場所

ここから、正面を見ると、京都タワー。4階なので、まさに京都タワーと向かい合う形になります。格子窓越しの京都タワー。京都駅を正面から見ると鏡張りの様相ですが、内側から見れば透き通って外が見えます。
これは見て損ではないでしょ。

京都駅の内側の格子から見る京都タワー

階段に座って、しばし京都タワーと見つめ合うのもいいですよ。
しばらく座っていると人が入れ替わります。このスペースにくることが目的の人がいないからでしょうか。待ち合わせに使う人もいません。ゆく人、来る人、少しとどまる人。
人の流れを感じながら、新幹線の時間までをゆっくりすごしてください。

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